これまで様々な形で

「人の教育」というものに携わってきた私は、

必然的にそれぞれの現場で

たくさんの「先生」と呼ばれる人を見てきました。

そして、「いい先生」とそうでない人との

決定的な違いがだんだんわかってきました。

それは、

・自分のために先生をやっているか

・人の役に立つために先生をやっているか

です。

もちろんビジネスは人の役に立つことで

お金をいただけるわけですから、

「講師業」というビジネスが成り立っているのであれば、

それだけでも誰かの役にたてているのだと思います。

それに、人の役に立った結果、

自分の利益を得なければ、

ただのボランティアになってしまいますから、

それではビジネスではありません。

ここで私が言いたい

「自分のため」か「人のため」かというのは、

人を教える目的(why)のことです。

生徒さんには

「あなたのために!」と言っておきながら

実は本音では

・自分が目立ちたい、注目されたいから

・生徒に褒め、崇められたいから

・なんかかっこいい、羨ましがられたいから

という理由でやっている人が

「先生・講師・インストラクター」の世界には

特に多いと感じるのです。

経営者の方というのは、

もともとご自身のやってきたビジネスで、

独自ノウハウを持っているので、

自信を持っている方が多いです。

今さら「目立ちたい」とか、

「認められたい」と思っている人は少ないので、

・後輩を育てたい!

・自分の持っているものを継承したい!

と、

本心で「人のために」教えられる

本物の先生になれるのです。