「何を教えるか」というと、
要するに自分がビジネスでやってきたことを
教えればいいのです。

ビジネスとして成り立っているということは、
誰かの役にたっているということです。

お客様がお金を払うのは、
払うだけのことをしてもらっているからですし、
そこには必ず貴社ならではの
「技術」や「知識」があると思うのです。

その技術や知識がビジネスになるのならば、
それを学びたいという人は必ずいます。

「資格」や「検定」である必要はありません。
むしろそういうことよりも、
「現場の経験」「職人の技術」こそ
教えてあげるべきなの です。

それでも「何もない」という方は、
ビジネスを一度練り直す必要があるかもしれません。

あなたがビジネスでやっていることが、
あなたの業界で他の人もやっていることばかりだとしたら、
そのビジネスはいつしか疲弊してしまうかもしれません。

ビジネスは、常にライバルが大勢いる
「レッドオーシャン」の中で戦うよりも、
同業他社がやっていない部分を強化し、
「ブルーオーシャン」にしていった方がいいと言われます。

もし、今あえて教えることがはっきり言えないとしたら、
まずは一度ご自身の「強み」を洗い出し、
同業他社がやっていないことを見つけることから
取り組む必要があると思います。

スクールを始めることがきっかけで、
それが見つかるかもしれません。

このように、お店や企業がスクールを始めると、
スクールをやっていない「同業者との差別化」ができ、
同時に「スクール業との差別化」もできてしまうのです。