私がスクールを始めるのをお勧めする理由は

いろいろありますが、
中でも一番なのが、

「スクールをやると自分が成長できる」
ということです。

実はスクールで一番成長するのは、

「先生」なのです。
人を教えることで、人は一番の「学び」を

得ることができます。

私は、教員時代に生徒から
「先生って、ばーっと塗りなさいとか

擬音語が多くて、よくわからないよ。」

と言われたことがあります。

 

指摘されてハッとして、

それから気をつけるようになりました。

 

「教える」ためには、

まずそれまで自分が何気なくやってきたことを

わかりやすい言葉で「言語化」しなければなりません。

 

自分も教科書で学んだことならば、

簡単かもしれませんが、

自分が経験から会得してきたことを言葉にするのは、

意外と難しいものです。

「別に理屈なんかないし、

言葉になんてできないよ。」
と思うかもしれません。

 

しかし、それは違います。

 

あなたが良いと思ってやっていることや、

良い結果をうみ出していることには、

必ず理由があります。

 

あまり深く考えずに

いつしか自然に身についた技かもしれませんが、

必ず何か考えて行動しているのです。

人に理解してもらうためには、

あなたがそうやっていつの間にか自然に

できるようになっていたことにすべて

「理由」や「目的」をつけて

説明しなければなりません。

教えることで、

改めて「なんでそうしているんだろう?」

と考えることになります。

 

自分がちゃんと説明できないところに気がつきます。

そして、再度深く学び直したりし始めます。

 

また、人から「先生」と見られる緊張感で、
「そう言ってもらうに

ふさわしくならないといけない。」
という思がわき、

努力して自分を磨くようにもなるのです。

こうして自分の持っている技術や知識に

明確な理由がつくことで、
新たな気づきが生まれたりします。

 

生徒さんの前で話しているうちに、

頭の中が整理されてきたりもします。

 

先生は、やればやるほど

実は自分がどんどん成長できるのです。