前に「お試し練習セミナーをしてください」
というお話をしました。
最初から完璧なものを用意してやろうとしていたら、
いつまでたっても始められないですし、
実際にやってみて初めてわかることが多く、
結局全部作り直さないといけなかったりするからです。
「お試し授業」の一番の目的は、
生徒さんの声を聴くということです。
なので最初は対話する時間を多く取り、
生徒さんがどう思ったか、
この説明で理解できたか、
もっとどんなことを知りたいと思っているか、
などをどんどん聴くようにしてください。
そうすれば、次に何を教えればいいのかがわかります。
レジュメやパワーポイントなどの資料は、
セミナーをやる度に用意していけば、
だんだん増えていきます。
最終的に、これがテキストの土台になります。
そして、大切なのが、
終わったらできるだけその記憶が鮮明なうちに
「振り返り」をすることです。
お試しセミナーを始めたばかりの頃は、
準備よりもむしろ振り返りに
時間をかけるといいと思います。
生徒さんから質問が出て、
調べておいた方がいいことは調べたり、
どうすればもっとわかりやすく
伝えられるかを工夫します。
レジュメをもっとより良く作り直し、
「この部分は資料を渡した方がいいな」とか、
「図で見せるといいな」など、
必要なものがあれば用意するのです。
これはお試し期間だけでなく、
この先ずっとスクールをやりながら、
繰り返してく作業です。
こういう姿勢を続けていれば、
あなたのセミナーはどんどん磨かれ、
魅力的になっていくのです。