「働き方改革」が安倍政権最大のチャレンジに位置づけられました。
昨年秋に出版されたリンダ・クラットンとアンドリュー・スコットの書籍「LIFE SHIFT」(東洋経済新法社刊)では、人が100年も「健康に」生きる時代が到来することを予見し、世界に衝撃を与えました。
「20歳まで教育を受け→60歳まで仕事をし→引退・老後生活を送る」というキャリアの3つのステージモデルはこれから大きく変質していくことが考えられます。

それに代わり、

①知識やスキルを再取得する「Explorer」
②組織に雇われず独立した立場の「Independent producer」
③異なる活動を同時に平行で行う「Portfolio stage」

の3つのステージを行き来するようになり、教育、多様な働き方、無形資産の活用の必要性が増すとも考えられています。

仕事が細分化され、人にはより高い「専門性」や「生産性」が求められ、作業的な仕事はロボットが行い、数年後には、今ある仕事の多くがなくなるとも言われています。
しかし、多くの人はそのことに気がついていなかったり、気がついていても、何もせずに日々を過ごしているのです
皆が気づく頃には遅いのです!
「自分自身が率先して新しい時代を切り開いていくんだ!」と考え、行動できる人こそが、これからの時代をいきいきと過ごせる人になるのだと思います。

「プレミアムフライデー」と浮かれて遊んでいるうちに、刻々とその時代はやってきます。
「プレミアムフライデー」を、これからの時代の生き方や働き方について真剣に考えたり、準備を始める時間にしたいと思い、この会を開催することにしました。
といっても、難しくするつもりはなく、ビールでも飲みながら、新しい時代を楽しもうという前向きな方々と、共に学び、語り合う会にしたいと考えています。

(第7回パネラー)

荻原 ちとせ(キャリアコンサルタント)
中学校の教員からネイリストに転職し、ネイルスクールの講師やサロンの店長などを経て、2003年(株)ローズビューティーを設立。ネイルスクールで1000人以上の生徒と関わり、ネイリストを育ててきた。2009年(株)パールツリーを設立。起業を支援し、起業家にスクールビジネスを支援することで、「実践派講師」を各分野で育て、技術や資格だけでなく本当の意味での「仕事を学べるスクール」を確立させたいと考えている。

日 時:10月26日(木)18:00〜
場 所:氷川ブリュワリー(大宮駅東口)
参加費:食事代 2、500円
飲み物は各自ご注文ください。